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理念

理念

『健康は、はずむ会話と笑顔から』
『いつまでも元気に活動してもらえるように、健康寿命を延ばします』

 

行動規範

当院の理念である『健康は、はずむ会話と笑顔から』は、開院当初より、「患者様のお話をじっくり丁寧に聞く」、「会話を通じて笑顔になってもらう」という基本方針のもとかかげてきたものです。

そのため、言葉遣いや接遇は院内で特に厳しく注意・指導を行っており、利用者様及び連携するスタッフの皆さんと、円滑にコミュニケーションが図れるように努めております。

健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されずに生活できる期間」のことです。

『自分のことが自分で出来る』
多くの人が望むことですが、生涯1人だけで自分のことを行うというのは難しいかもしれません。
その中でも、自立した生活動作を1つでも多く行い続けること、自分で活動することが大切です。
私たちは適切なリハビリテーションを提供し、身体機能を維持・改善することで、可能な限り自立した生活を継続し、健康寿命を延ばせるよう支援します。

適切なリハビリテーションを提供するために

 

適切なゴール設定・定量的な評価

訪問リハビリテーションが必要な利用者様のニーズは、介助量軽減・ADL自立度の向上、転倒リスク軽減、QOL向上と様々です。当院では、各ニーズに対する定量的な評価を行い、改善されているか定期的に評価します

適切な介入頻度

担当制での訪問リハビリテーションを行いますが、担当者が休みの場合でも代行をたて、決められた回数は介入していきます。

退院直後の身体機能・ADL能力が低下している1~3か月間のみなどでの利用も歓迎します。
もともと行っていたデイサービスへの参加や家庭内の役割獲得を目標に、計画を立てて介入させていただきます。

また、一定のゴールが獲得された後も、継続的なリハビリテーションが必要な利用者様はおられますが、機能維持のためにどの程度の介入が必要かはひとそれぞれです。
週2回、週1回など、その利用者様が機能維持できる最低限の介入頻度を見極め、可能な限り自立した生活をお送りしてもらえるように援助します。

適切な介入技術・知識

マッサージ、ストレッチ、運動療法、基本動作練習、ADL練習、自主トレーニング指導、歩行補助具・福祉用具の使用提案、介助方法の提案、ポジショニング、認知機能の評価など、訪問リハビリテーションで行う知識・技術はさまざまです。

 

当院では休暇をとってでも研修への参加をすることを推奨しており、また必要に応じてセラピスト間や医師で院内カンファレンスを行い、当院一丸となって利用者様1人1人へ適切な介入が出来るように心がけています。

適切な運動で、身体の「廃用症候群」、「過用症候群」、「誤用症候群」を防ぎましょう

昨今は皆様の健康意識が高まっており、それに伴い健康に向けた非常に様々な運動や体操の情報が発信されております。それらを参考にし、自主的に健康に気をつけようとされる行動は、素晴らしい事です。しかしながら、加齢や障害により徐々に身体機能が低下されている方々にとって、発信されている情報の全てが当てはまるわけではありません。だからと言って、どれが自分に合っているかを見極めるのは、一般の方には大変難しいと考えます。

リハビリテーションの用語の中に、「廃用症候群」、「過用症候群」、「誤用症候群」という言葉があります。
それぞれを簡単に説明しますと、

廃用症候群:運動の量が少な過ぎるため起こる障害
過用症候群:運動の量が多すぎるため起こる障害
誤用症候群:運動の方法が誤っているため起こる障害

のことを言います。
つまり運動は、多すぎても、少なすぎても、方法が間違っていても、いけないということです。

当院の訪問リハビリテーションでは、理学療法士により利用者様に応じた運動療法を提案し、適切な運動を行えるように支援していきます。

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